バークシャー・ハザウェイ、7−9月期の64%増益

さすがといった感じです。
結局は、このような投資をすると儲かるのでしょうが、なかなか思うようにはいきませんね。
自分でできない場合には、バクシャーハサウェーの株を買うべきなのでしょうか?
でも、最低単位がかなり高いので、購入しずらいですよねー。

ニューヨーク(ウォール・ストリート・ジャーナル)著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる米投資会社バークシャー・ハザウェイ(NYSE:BRK.A)が2日発表した7−9月期決算は、中国石油天然気(ペトロチャイナ)(NYSE:PTR)株売却などによる多額の投資収益が利益を押し上げ、64%の増益となった。

 純利益は45億5000万ドル(前年同期は27億7000万ドル)、クラスA株1株当たりの利益は2942ドル(同1797ドル)。前年同期は、ハリケーンの被害が少ないとの予想が的中したうえ多額の保険料収入があり、373%の増益となっていた。

 投資収益を除く営業利益は、前年同期の26億ドルからやや減少し25億6000万ドルとなった。保険料の低下や一部の引受業務打ち切りのため、保険部門の収入が減少した。

 投資収益は19億9000万ドル。前年同期は17億4000万ドルだった。

 引き続き住宅市場低迷の影響を受け、住宅関連部門の収入は減少した。だがイスラエルの金属加工機メーカーのイスカー・メタルワーキングなど新たに取得した事業や、エネルギー、航空関連の事業が好調で、住宅関連部門の減収を相殺した。バークシャーの住宅関連子会社には、れんが・タイルメーカーのアクメ・ブリック、塗料のベンジャミン・ムーア、断熱材・屋根材のジョンズ・マンビルなどがある。

 製造業、サービス業、小売業(保険を除く)を合わせた売上高は152億ドルと、前年同期の137億2000万ドルから増加した。

 自動車保険のGEICO、再保険のゼネラル・リを含む保険事業の引受利益は47%減の4億8600万ドルとなった。再保険事業では、業界の引受能力が拡大したため保険料収入が大幅に低下した。損失につながるような大規模な災害はなかった。

 証券(債券・株式)投資は、バークシャーの手元資金を減らすことにはならなかった。9月末時点の現金・現金同等物は470億8000万ドル。4−6月期末時点では469億5000万ドルだった。株式投資は、7−9月期は約54億ドル。1−3月期は53億1000万ドル、4−6月期は61億2000万ドルだった。債券投資は、7−9月期は57億ドル。1−9月は90億6000万ドル。

 バークシャーは10月、保有していたペトロチャイナ株の売却を完了した。売却額は、数年前に同社株を取得した金額の7倍以上だった。

 決算は米株式市場の取引終了後に発表された。バークシャーの通常取引終値は、前日比1250ドル(0.95%)高の13万2500ドル

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